フェムケアは「特別な日」だけじゃない
フェムケアは、特別な人や特別な日だけのものではありません。
年齢やライフステージに関わらず、すべての女性の“毎日”に寄り添うケアです。
そのスタートは、今日からできる小さな選択から。
ここでは、はじめてフェムケアに取り組む方に向けて、3つのステップと年代別の取り入れやすいアイテム、そして体調変化に合わせた見直し方をわかりやすくご紹介します。
はじめてのフェムケア導入3ステップ
ステップ1 - 自分のからだ・体調を知る
まずは、自分のからだのリズムを知ることから始めましょう。
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月経周期や体調変化、気分の揺れを簡単にメモ
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アプリや手帳で毎日2〜3行でも記録
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「いつもより疲れやすい日」や「気分が上がる日」を把握
💡 完璧な記録でなくてもOK。続けるうちに、自分だけのパターンが見えてきます。
ステップ2 - 優先度の高いケアを1つ選ぶ
記録から見えてきた「今の自分が一番改善したいテーマ」に絞ってケアを始めます。
例えば...
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生理中の不快感 → 吸水ショーツ、月経カップ
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PMSによる気分変動 → 月経周期トラッキングアプリ+セルフケアリマインド
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デリケートゾーンの乾燥 → 保湿オイルや低刺激ショーツ
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更年期のほてり → 冷却ネックリング、更年期症状記録アプリ
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寝つきの悪さ → 温熱アイマスクやアロマアイテム
💡 「全部やろう」ではなく、まずはひとつに集中して続けることから。
健康や美容の土台は運動・睡眠・食事。夜更かしや栄養不足、運動不足の改善も立派なフェムケアです。
ステップ3 - 習慣化のためのコツ
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小さく始める:例)「毎日30分運動」より「寝る前1分ストレッチ」
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心地よさで選ぶ:義務感より「気持ちいいから続けたい」と思える方法を
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見える化する:アプリ記録やお気に入りアイテムで達成感を感じやすく
💡 ほんの少しでも「自分をいたわる時間」を積み重ねること。その小さな一歩が、数か月後・数年後のあなたをやさしく支えます。
【年代別】取り入れやすいフェムケアアイテム
10〜20代
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生理周期管理アプリ(PMS・体調変化の可視化)
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吸水ショーツ(スポーツや外出時も安心)
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月経カップ(長時間使用可・環境負荷低減にも)
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温熱パッド(生理痛や冷え対策)
📌 初めてのフェムケアは「からだのリズムを知る」ことから。
30〜40代(プレ更年期)
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デリケートゾーン用保湿オイル(乾燥・摩擦予防)
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吸水ショーツや月経カップ(長時間勤務・会議時にも安心)
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排卵予測デバイス(妊活期の体調管理)
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骨盤底筋トレーニングデバイス(在宅でも“ながらケア”可能)
📌 ライフイベントや体調変化が重なりやすい時期。外出先でも使えるアイテムがカギ。
40〜50代(更年期)
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更年期症状記録アプリ(ほてり・睡眠・気分・周期の記録)
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骨盤底筋トレーニングデバイス+アプリ
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デリケートゾーン用保湿オイル or クリーム(粘膜のうるおい維持)
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吸水・低刺激ショーツ(尿もれ・経血・おりもの対応)
📌 記録+ケア+快適素材で、変化期の負担を軽減。
60代以降
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骨盤底筋向けEMS機器(座るだけ・簡単操作タイプ)
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やわらか素材の吸水ショーツ(薄型・通気性重視)
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デリケートゾーン用保湿クリーム(乾燥・かゆみ・摩擦予防)
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保温アイテム(湯たんぽ、保温ラップスカート)
📌 「快適さを守る」ことが基本。乾燥対策・骨盤底筋維持・血流促進を意識。
体調変化に合わせたフェムケアの見直し方
季節・生活環境・年齢によって、必要なケアは変わります。半年ごとに見直す習慣を持ち、「今の自分」に合っているかを定期的にチェックしましょう。
季節の変化
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冬:冷え&乾燥対策(温熱パッド、温かい飲み物、加湿)
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春・秋:気温差による自律神経の乱れに対応(軽い運動、生活リズムの調整)
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夏:汗・ムレ対策と水分補給(通気性インナー、デリケートゾーン用ウォッシュ)
生活環境の変化
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仕事・家事負担が増えたら「ながらケア」へ(例:座りながら骨盤底筋トレ、移動中の温活)
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引っ越し・転職後は記録アプリで体調の新パターンを再チェック
年齢・体調の変化
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粘膜の乾燥や違和感が出てきたら保湿ケアや骨盤底筋トレを追加
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周期や症状が変化したら記録+婦人科相談で早めに対策
💡 見直しの目安は3〜6か月ごと。小さな違和感を放置せず、アップデートしていくことが大切です。
「わたしの酵活」とフェムケア
からだの変化や心のゆらぎは、日々の暮らしの中でふと訪れます。
だからこそ、フェムケアは特別な日だけのものではなく、毎日に寄り添う存在であってほしい。
そんな想いでうまれた「わたしの酵活」は、女性を想う発酵インナーケア。水なし・おやつ感覚で楽しめるから、忙しい毎日にもすっと溶け込みます。
バッグにしのばせておけば、会議の合間や移動中など、いつでもどこでも手軽にセルフケアできます。あなたの「自分をいたわる時間」が、もっと心地よくなりますように。心を込めてお届けします。