
夜、ベッドに入ったのに、なかなか眠れない。
スマホを置いたつもりが、気づけばまたスクロールしている。
「疲れているはずなのに、頭だけが冴えている」
そんな夜、ありませんか。
そして翌朝。
ちゃんと寝たはずなのに、体が重い。
集中するまでに時間がかかる。なんとなく気分も晴れない...
年齢のせいでも、気合い不足でもない。
もしかするとそれは、前日の「夜の過ごし方」の影響かも。
わたしたちの体は、眠っているあいだに回復しています。
だからこそ、寝る前のほんの10分が、翌日のコンディションを左右する。
今日は、忙しい人でも無理なく続けられる「夜の回復習慣」についてお話しします。
朝のパフォーマンスは「前夜」で決まっている
「朝が弱い」
「午前中、頭が回らない」
そう感じると、多くの人は朝をどうにかしようとします。
コーヒーを飲んだり、早起きしたり、タスクを減らしたり...
けれど実は、鍵を握っているのは夜。
朝のだるさや集中力の低下は、ほとんどが“前夜の結果”。
どれだけ体が休めていたか。それが、そのまま翌朝にあらわれます。
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日中はアクセル(交感神経)
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夜はブレーキ(副交感神経)
この切り替えがうまくいってはじめて、体と脳は深く休まります。
夜は「もうひと頑張り」したくなっても、「回復する時間」。ここを取り違えると、長く寝ても疲れが抜けません。
眠っているあいだ、体は“修復モード”に入っている
睡眠中、体は止まっているどころか、むしろいちばん働いている時間帯。
眠りが深くなると...
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メラトニン(睡眠ホルモン)が分泌され、心身がゆるみ
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成長ホルモンが出て、細胞や筋肉が修復され
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自律神経が整い、脳の疲れも少しずつリセットされていく
いわば、体の中で「夜間メンテナンス工場」が立ち上がるようなもの。一日のダメージを、手当てしてくれています。
ただし、これにも条件が。
「リラックス状態に入れていること」
夜になっても頭が働き続けていると、体は休めません。眠っているのに、回復していない...そんな状態になってしまいます。
がんばる人ほど、オフが下手になっている
働く女性にとても多いのが、このパターン。
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仕事の段取りを考え続ける
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ニュースやSNSを追いかける
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明日のタスクを整理する
体は横になっているのに、脳はずっとオンのまま。真面目で責任感が強い人ほど、「休む」ことが後回しになりがちです。
疲れているのに眠れない。
布団に入っても気持ちが落ち着かない。
そんなときに必要なのは、努力ではなく「ゆるめること」。
自律神経のスイッチを切り替えやすくし、まずはオフに戻してあげることが先です。
“寝る前10分”を、回復のスイッチにする
特別なことを始めなくても大丈夫。
夜の最後に、ほんの少しだけ「オフの時間」をつくる。それだけでも、体はちゃんと応えてくれます。
たとえば...
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照明を少し暗くする
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スマホを手の届かない場所に置く
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長めに息を吐きながら深呼吸する
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白湯をゆっくり飲む
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ぬるめのお風呂に浸かる
どれも、今日からすぐにできることばかりです。
ポイントは、「整えよう」と気合いを入れないこと。
ただ、ゆるめる。ほどく。力を抜く。
それだけで、体は自然と回復モードに入っていきます。
続けられることが、いちばん効きます。
おやすみ前の、やさしい習慣として
夜は、あまり重たいものは食べたくない。
でも、少しだけ今日の自分をいたわりたい。
そんなときに、「わたしの酵活」を夜の習慣にしている方も。
特別なケアというより、夜のリズムのひとつとして。
「今日もおつかれさま」と自分に戻る、小さな習慣です。
まとめ|明日の自分は、夜につくられている
集中力も、気分も、体調も。
すべては、夜の回復時間に支えられています。
努力量を増やす前に、まず休む。
足すより、ゆるめる。
その順番に変えるだけで、毎日はずっと軽くなる。
まずは寝る前10分。
自分のための静かな時間をつくってみる。
その小さな習慣が、明日のあなたをきっと助けてくれます。