
「月のリズム」や「月と心身の関係性」は、フェムケアやウェルネスの分野でも注目され、暮らしに取り入れる人が増えています。
先月の新月コラムでは、月の満ち欠けと女性ホルモンの周期についてご紹介しました。
今月はその視点をさらに深め、「月星座」から読み解く、感情と回復のヒントをテーマにお届けします。
月星座は、生まれた瞬間の月の位置からわかる「感情の傾向」や「安心できる環境」のこと。自分に合った休み方や整え方を知る手がかりになると言われています。
今回も、星読みビューティーコンシェルジュの 森月芙美さん にお話を伺いながら、日々の暮らしに活かせる月星座の考え方を、わかりやすくお伝えしていきます。
月星座とは?太陽星座との違い
占星術でよく知られているのは「太陽星座」。
いわゆる「私は◯◯座です」という星座は、生まれた時の太陽の位置を示し、社会性や人生のテーマなど“外向きの自分”を表すとされています。
一方、月星座は「生まれた瞬間、月がどの星座にあったか」を示すもの。
感情の動き方や無意識の反応、安心できる環境など、より“素の自分”や“休息モードの自分”といった、内側の状態をあらわします。
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疲れたときにどう振る舞うか
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人に見せていない本音
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本当に安心する環境
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甘え方・不安の出方
こうした内側の傾向を知るヒントになるのが、月星座です。
「頑張っているのに、なぜか満たされない」
そんな違和感の背景に、自分の性質と合わない過ごし方が隠れていることもあります。月星座を知ることは、自分に合った“回復方法”を見つけることともいえるでしょう。
なぜ今、月星座が注目されているの?
月星座が改めて関心を集めている背景には、仕事や成果といった「外側の結果」だけでなく、心や身体のコンディションや、自分が心地よく過ごせる感覚を大切にする人が増えてきたことがあります。
無理を重ねて乗り切るやり方だけでは、心も身体も追いつかない——
そんな実感を抱く場面も少なくありません。
月は、感情・無意識・リズムを司る天体。
とくに女性の心と身体のサイクル、そして日々のコンディションや回復のあり方とも深く関わっているといわれています。
月星座を知ることは「本当の私が安心する条件」を知ること。いわば、自分の回復のための取扱説明書を手に入れるようなものです。
月星座は太陽星座と同じく12星座。ここからは、それぞれの月星座が持つ心の傾向と回復のヒントを、香りの力も取り入れながら、順に見ていきましょう。
12星座別|月星座からわかる心の特徴と回復のヒント
🌙 牡羊座
感情もエネルギーも瞬発力型。
我慢が続くと、理由がはっきりしないままイライラや焦りが一気に噴き出します。
疲れは「溜まる」というより「まとめて出る」タイプ。
体を軽く動かして、滞ったエネルギーを流してあげることが回復の近道です。
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回復のヒント:
軽い運動やストレッチ、ジンジャーやブラックペッパーのような温かみのある香りでリフレッシュ。
🌿ジンジャーとブラックペッパーは、内側から熱を生み、「もう一度前に進む力」を呼び覚ましてくれる香りです。

🌙 牡牛座
五感が満たされてこそ安心できるタイプ。
無理が続くと、体の重さとして疲れが残りやすく、回復にも時間がかかりがちな「蓄積型」。
とろけるような「心地よさ」が何よりの特効薬です。
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回復のヒント:
好きな香りや肌ざわりのよいブランケットなど、五感がゆるむ環境づくりを。ジャスミンやイランイランのやわらかな香りがおすすめ。
🌿ジャスミンとイランイランは、「頑張らなくても愛されている」という感覚を思い出させる香り。自分を甘やかすことへの罪悪感を溶かしてくれます。
🌙 双子座
頭と感情がいつもフル回転。情報過多や考えすぎで、神経が疲れやすいタイプ。
まずは「考えない時間」をつくることが回復のカギ。思考の整理とリフレッシュが必要です。
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回復のヒント:
スマホを置いて深呼吸。ペパーミントやバジルのようなすっきりした香りを仕事の合間、夜の切り替えタイムに。
🌿バジルは思考の混乱を整え、ペパーミントは頭をクリアにしてくれ、「考えなくていい時間」をつくる香りです。
🌙 蟹座
とても共感力が高く、自分より他人を優先しやすい心の持ち主。
人間関係の疲れが、感情や体にそのまま出やすく、回復には「安心」「やさしさ」「温もり」が欠かせません。
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回復のヒント:
ゆっくりお風呂に入ったり、温かい飲み物でひと息。レモンやカモミールのやさしい香りは心をほぐしてくれます。
🌿レモンは感情を軽やかにリセットし、カモミールは張りつめた心をふわっと緩め、夜のティータイムで安眠のお供に。「私は守られている」という感覚を取り戻す香りです。

🌙 獅子座
喜びと自己肯定感がエネルギー源。自分を後回しにし続けたり、楽しくない・評価されない状態が続くと心が一気にしぼんでしまいます。
心が明るくなる刺激が回復スイッチです。
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回復のヒント:
好きな音楽やメイク、気分が上がる習慣を。ベルガモットやグレープフルーツの明るい香りが◎
🌿ベルガモットとグレープフルーツは、太陽のように気分を引き上げる香り。朝や落ち込んだ夜に使うと「私は私でいい」と思い出させてくれます。
🌙 乙女座
整えることで安心するタイプ。でも完璧を求めすぎると、神経がすり減ってしまい、気づかないうちに緊張がたまります。
「力を抜く」ことが何より大切。
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回復のヒント:
夜は予定を詰め込まず、ゆったりストレッチ。ラベンダーやマジョラムの落ち着く香りでリラックス。
🌿ラベンダーは神経を鎮め、マジョラムは心のこわばりをほどいてくれます。夜、首や肩に使うのがおすすめ。「ちゃんとしなくていい夜」をつくる香りです。
🌙 天秤座
バランスと調和が命。人に合わせるのが上手なぶん、自分の気持ちを後回しにして自分の感情がわからなくなってしまいます。
バランスが崩れるとどっと疲れが出てしまうため、回復には「自分の本音」に戻ることが必要です。
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回復のヒント:
日記を書いたり、ひとり時間をつくる。ゼラニウムやパルマローザの香りで気持ちを整えて。
🌿ゼラニウムとパルマローザは、感情の揺れを整え、心を真ん中に戻してくれます。夜のスキンケアや、深呼吸とともに「私はどう感じている?」と自分に戻る香りです。

🌙 蠍座
感情がとても深く強いタイプ。簡単には弱さを見せず、抱え込む傾向があり、心の奥に溜め込んだ感情が疲れとしてあらわれます。
回復には、徹底的な浄化と再生が必要。
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回復のヒント:
ゆっくり湯船につかる、静かな時間を持つ。シナモンやパチュリの深みある香りも心を落ち着かせてくれます。
🌿シナモンは生命力を呼び覚まし、パチュリは深くグラウンディングさせます。「私は何度でも生まれ変われる」と思い出す香りです。
🌙 射手座
希望と自由が心の栄養。制限されると、急に元気を失ってしまいます。
視野が狭くなったときに疲れが出やすく、視野を広げることが回復のヒント。
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回復のヒント:
散歩や小さな旅、深呼吸。フランキンセンスやマンダリンの軽やかな香りがおすすめ。
🌿フランキンセンスは視点を高くし、マンダリンは心を軽く前向きにします。夜、瞑想や深呼吸とともに「大丈夫、道は続いている」と思わせてくれる香りです。

🌙 山羊座
責任感が強く、気を張り続ける頑張り屋さん。弱音を吐けないため疲れを自覚しにくく、慢性化しやすい傾向があります。
回復には「安心して力を抜く」時間が不可欠。
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回復のヒント:
早めに仕事を切り上げて休息を。シダーウッドやサイプレスの落ち着いた香りは心をゆるめてくれます。
🌿サイプレスは緊張をゆるめ、シダーウッドは深い安定感を与え「もう頑張らなくていい」という合図の香りです。
🌙 水瓶座
感情を俯瞰できる一方、人との距離が近すぎると消耗しがち。エネルギーの“混線”が疲れの原因に。自分のスペースを守ることが大切で、回復には「クリアな境界線」が必要。
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回復のヒント:
ひとり時間を確保し、部屋の空気を入れ替える。ユーカリやティーツリーのすっきりした香りが◎
🌿ユーカリとティーツリーは、不要なものを払い、空気を一新する香り。夜のリセットタイムや帰宅後すぐがおすすめ。「私は私のスペースに戻る」ための香りです。

🌙 魚座
共感力が高く、境界線が溶けやすいタイプ。人の感情を自分のことのように抱えてしまいます。
疲れはエネルギー漏れとして現れやすく、深い休息とリセットが不可欠。
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回復のヒント:
ゆっくり眠る、静かな時間を持つ。ミルラやローズウッドの落ち着く香りで心身を整えて。
🌿ミルラは魂レベルでの鎮静を、ローズウッドは心を優しく包みます。「私は私の中に戻っていい」とそっと解放してくれる香りです。
まとめ:月星座からはじめる、毎日の回復習慣
月星座を知ることは、自分の感情やコンディションの傾向に気づき「どんなときに疲れやすく、どうすると回復しやすいのか」を理解すること。
いわば、自分のための取扱説明書を手に入れるようなものです。
忙しい毎日の中で、私たちはつい「こうあるべき」「もっと頑張らなきゃ」と、自分のことを後回しにしてしまいがち。
理由もなく疲れが抜けない日や、気持ちが揺らぐときがあるのも、少し立ち止まって“整える時間”が足りていないだけなのかもしれません。
月星座は、欠点を指摘するものではなく
「私はこういうペースで回復する人なんだ」と、自分を理解するためのヒント。
そして香りや休息、軽い運動、食事などのケアは、日常の中で無理なく取り入れられる回復習慣のひとつです。
自分の月星座を知り、今の自分に合ったケアを選ぶこと。
それは、外側に合わせ続ける毎日から、そっと自分自身に戻る時間をつくることでもあります。
心と身体の声に耳を傾けながら、あなたらしいペースで回復の習慣を重ねていきましょう。
月星座は、生年月日と出生時間がわかれば、インターネット上で簡単に調べることができます。ぜひこの機会に、ご自身の月星座もチェックしてみてくださいね。